石風呂神事


 2010年2月21日石風呂神事が玉城町宮古で執り行われました。有形民俗文化財指定、県下で唯一現存と云われますが全国的にも稀な存在の行事だそうです。地元、古老の話では「室町時代とも元禄年間から伝わっているとも云われているが定かではない。この行事は当夜催される獅子舞神事のプロローグ的なもので、すでに獅子舞に携わる男性は前日に二見浦で垢離をすませてあり潔斎が厳しく、心身を清めることを要求される行事です」又、世話人の語るところによると「この行事は以前は旧正月と定められていたが時代のニーズに合わせ直前の日曜日を選んでいる」と。
 (石風呂神事が行われる敷地は女性立ち入り禁止区域の線引きがが設けられ儀式、形式、伝統のこだわりを感じた)

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石風呂神事の説明板





石風呂の焚口午前0時〜6時までたき続ける

敷き詰められた石から炎が出る

神事小屋前のお祓い済み小池からバケツで水を汲み石の上の炎を鎮める

加熱された石はかけ水により炎が静まる

石の上に池から引き揚げられた簾のこと筵を乗せをのせると蒸気が上がる

蒸し風呂同然の熱さで汗が流れ心身ともに潔斎の目的を果たす

今夜の獅子舞神事にたずさわる地区の男性が代わる代わる入る

約5坪?ほどの石風呂小屋からは辺り一面湯けむりがたなびく




 吐く息も白い午前6時30分からの石風呂神事がすむと地続きの獅子頭収納庫の扉が開き神主の手でおもむろに引き出された獅子頭は梶原寺に収められ一連の行事が終わる。
 なお、獅子頭は雌雄一対であったが何時のころか盗難にあい現在は雌獅子のみしか現存していない様子です。




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