大野寺から室生寺奥の院まで歩く

大野寺〜東海道自然歩道〜門森峠〜室生寺奥の院
11月9日1日中曇り空気温12度
紅葉は2分程度見頃は11月下旬か?
片道 6キロコース 所要時間約5時間


 室生口大野駅から,役行者が開いたと伝えられる古寺「大野寺」から室生寺(奥の院まで)を歩く.大野寺は室生寺の末寺として「室生寺の西の門」と言われる程結びつきが深い.目的は歩くことが趣味の会員が大半のため史跡鑑賞,写真撮影は二の次の為何時もグループに遅れをとりながらの行動となる.
 室生川をはさんだ寺の対岸に線刻した日本最大の弥勒磨崖仏(14mとも12m?)を拝しカメラに収めるが,話に聞いていた岩に彫りこんだノミさばきやそそりたつ雰囲気の有り難味は感じ取ることは出来ない程不鮮明にしか目に映らなかった.川幅が広く対岸と言う条件を考えれば致し方なしの思い.開眼供養には後鳥羽上皇も云々・・・・・と言うことで再度拝顔後,ハイキングに相応しくないほどの駆け足でグループに追いつく.



全身像 史跡 大野寺弥勒磨崖仏
大野寺

上は大野寺と台座の凡字 石英安山岩の線刻像は鎌倉時代前期作と伝えられている



室生寺 室生寺表門
 境内への入り口「仁王門」は「柿葺」二体の金剛力士は青い像が「吽形」赤い像「阿形」.女人禁制の高野山に対し女性参拝が許されていた為の別名「女人高野室生寺」表門の横に虚無僧の尺八が鈍く響き,導かれる感じで奥の院に進む.



 五重塔「国宝」屋外に建つ中では最小の搭.平成10年9月の台風で損傷後,平成12年に復活.本尊をお祀りするより も先に塔は建てられた.ナゼ,明確な答えは返ってきませんでした.お堂,諸仏ほとんどが重文,国宝指定.
 
金堂柿葺
弥勒道柿葺
御影堂
 五重塔より奥の院に進む.赤い欄干の[無明橋]を渡り下の写真の「御影堂」へ.柿葺,皮桧葺ばかりで瓦屋根は無いと思っていたら奥の院手前「板瓦棒葺」南無大師金剛遍照.

 重文,国宝がずらりの金堂「釈迦如来,薬師如来,11面観音」等等.弥勒堂共に柿葺. 山奥の為,戦火を逃れた為と社務所の説明.皮桧葺,柿葺が室生山の中腹に立ち並ぶ


 11月中旬から下旬が紅葉の見頃との予報.僅かに色付き始めた紅葉と雨後のしっとり感が静かな境内に色を添える感じ.「奥の院」への石段の道筋には年代を感じる大杉が苔むし石段を上がるたびに堂宇が現れ山岳の境内の感を強める.途中の「位牌堂」は清水寺の舞台を連想する「懸崖造」?数年前京都花背の峰定寺も同じ造りだとの思いで拝観し,室生の里を眼下に眺め下山に入った.