日本紅葉100選九頭竜湖


 日本紅葉名所100選の九頭竜湖の木々の色づき見事な紅葉が展開されているるとの情報に時は今と車を走らせる。幾重にも重なる山すそに広がる紅葉、変化にとんだ渓谷、穏やかな湖面に影を映す夢のかけ橋、紅葉が織りなす自然美は、サクラ、モミジ、ブナ、ウルシなどで絶妙なコントラストをかもし出す。湖岸沿いに走る158号線のビューポイントには車寄せが設けられ変化にとんだ景観が続き広範囲の紅葉を楽しめる。資料によるとダムにより作られた人工湖は全国屈指の大きさで十和田湖に匹敵するとか。地味又、肥沃で平和な集落が電源開発の犠牲で全村水没、廃村云々「ふる里の碑」多くの人々、集落の犠牲を感じながらテラノザウルスの吠える九頭竜道の駅付近の歴史資料館、民俗館めぐりで地域に伝わる歴史、伝説等欲張り紅葉探索となる。




 ダムの完成で誕生した橋は夢のかけ橋(正式名は箱が瀬橋)と呼ばれ九頭竜川にかかる全長266m。瀬戸大橋の試作として建設されたそうです。紅葉との組み合わせが見事でw(゚o゚)w オオー!。

 唐三彩を思わせるような三色のコントラストに晩秋を感じる尾花なみ。この辺りは「平治の乱に敗れた源氏の武者が追手を逃れこの奥300mの同谷に辿りつき地元民と調和して一族長谷川姓を名乗り大いに繁栄したが1965年ダム開発で出郷を余儀なくされ800有余年の歴史に幕を下ろした地域」(ふるさと歴史より)幾多の部落がダム開発の犠牲になったのであろうか。ふる里の碑近くのメタセコイアの金色は輝きにも似て思わず同行者と共に感嘆の声を上げる。

 
 夢のかけ橋から約4km強奥に部落の半分がダムに沈み残った十数軒は主要道路から外れた行き止まりの廃村集落跡の荷暮へと急に思いもやらぬ行動にうつす。春から秋にかけて山や川の管理の為作業小屋を作って暮らしをはじめ電気が通ったことで有名な廃村と聞く。冬は雪に閉ざされるが旧住民は時々季節により出入りがあるらしくプロパンガス、槇の切り出し、ポンコツ自動車等生活の臭いが漂う雰囲気が残っている。廃村やダムの湖底に沈んだ住民は山菜取りなどに訪れて旧交を確認するのであろうか自治体規模の廃村、離村に思わず(;_;)シクシク。


 夢のかけけ橋から13q九頭竜駅近くの、郷土資料館、穴馬民俗館、笛資料館へ。地元で出土した化石類、縄文時代の遺跡発掘物世界最古のティラノサウルスの歯、恐竜の足跡小さな町の資料館にw(゚o゚)w オオー!。民俗館では江戸初期の一般的な家庭の原型が多く残り先刻テレビ局の取材が済んだところですと囲炉裏端で管理人さんお話を聞く。笛会館は平治の乱で敗れた源義平が再起を図るためこの里に落ち里の娘おみつと出会ったが再起の為上京、一本の横笛青葉の笛をおみつに残した笛のレプリカや笛の資料を堪能。実物の笛はおみつの生家38代が守り続けているとの事。九頭竜に伝わる伝説の笛は敦盛の青葉の笛(小枝)よりも古い時代との思いに感慨も一入。



九頭竜湖の紅葉を堪能。「はやしたにばし」を最後に油坂峠へ向かう