山水画仙境の複合遺産黄山


 雲谷ロープウエー(雲谷寺~白鵝嶺駅)で山水画仙境の黄山を上下。「黄山は文化遺産、自然遺産両面価値を持つ複合遺産と呼ばれ、2011年世界全遺産936件のうち28件が複合遺産認定」とのガイドブックで予備知識を得、数少ない貴重な価値観の黄山に期待を込め(黄山は単独の峰ではない)全山は72峰から成り400以上の名勝の一部分を歩く事になるが驚いたことに私たちが歩き登っている日本の山の様に坂道、ガれ場は全く見受けられずすべてキツイ石段、石畳からなり断崖絶壁の岩場にも柵が取り付けられている。両肩に100kg前後の土、セメント等の建築資材を運ぶ強力さんとの出会いに今歩いている現場は多大な命と引きかえでは・・・・と荷物が肩に食い込む姿に心痛む。宿泊の★★★★西海飯店標高1600mも機器の恩恵は少なく人力で担ぎあげ築いたのであろう。「始信峰、光明頂、蓮花峰は天下にとどろく景勝」ガイドの声が自信気に声高になる。歩いた1日半は好天の為ダイナミックな雲海の雰囲気は味わえなかったが時々霧が発生しては途切れ水墨画幽玄の光景も現れ周りははは生き物の感じ。肌の色、目の色の異なる多くの人々との出会いにさすがに世界の黄山。


静かな夕暮れの始信峰付近からの山並み。標高1000mを超す峰々は72、中1800mを超す山は3つ。多くの岩の間から松の枝が張り出す景色は絶景だある。

「行知亭」清末期徽州が生んだ教育者。陶行知記念館として建てられた。深山の中で初めて目にする建物に驚き飛石龍の近くからパチッ。文人墨客が訪れた名勝と思えが納得。

「鰲魚馱金亀」(こうぎょだきんかめ)黄金の亀を背中にに乗せた魚の様な大海亀の意。奇岩の中でもピカイチ多くの人の歩く姿を望遠レンズで確認

願い事を込めた鍵(願掛け南京錠)夫婦、恋人などが決して離れることのないように鎖に鍵をかけて谷底に投げる。このような光景は橋がかけられている場所で見られる光景。ホテルの荷役人毎日食料、洗濯物など麓まで運ぶ就職難対策?

団結松

送客松

堅琴松

連理松
江沢民が命名の団結松は中国56民族を表す。世界にその名を知らしめたと云われる送客松が石段を登ると現れる。堅琴松樹齢700年。おなじみ白楽天の「長恨歌」(天に有りて比翼の鳥となり地にありてねがわくは連理の枝)連理の松。黄山の松は岩に根を張る為成長は遅く樹齢100年でも細いと云われ奇松と呼ばれる松は10程あり800年以上の樹齢のもあり標高600m以上に自生している黄山特有の松で黄山松と呼ばれている

「猴子観海」人間の娘に恋した猿がついに岩になり断崖絶壁の岩の上から一人佇み雲海を見ている様子に、見る側までわびしさを感じ奇岩の多さに度々驚かされるが名称の雰囲気に酔いしれるのも又一興。

「夢筆生花」樹齢600年で枯れ2004年移植順調に蘇生、黄山の中で最も有名な景観の一つ、筆に花が咲く夢を見たと云う李白が黄山に来て我が夢の光景と同じと驚き名づけられたと伝説。又帰国後穂先は造花とも聞きガッカリ。

「黒虎松」山の王様、虎の威勢有り見事な姿から2番目に有名、日本人にはなじみの深い松なので人物を入れパチッ。

「飛石龍」代表的な怪石の一つ。山の岩とは完全に分離している為に飛んで来たのではないかと云われている。

「童子が観音様を拝む」天に向かって屹立の姿の奇岩。

谷も岩場も松が根を張り絶壁に張り付く様な設置の通路。

下は奈落の底

飛石龍の頂上

仙人がほした長靴

下山のロープウエー
幸か不幸か?好天の為、名物の雲海は堪能がかなわなかったが、時々海の波を思わせるような霧が発生。その合間に島の様に浮かぶ奇松、奇岩、怪石。中でも黄山の代表的な怪石の一つである飛石龍の先端まで行動出来、展望台から深山幽谷の風景を楽しめた事は計算外(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーーー仙人が長靴を干した岩なるほど、云われてみればの思い。片道日本円約1000円雲谷ロープウエー2808m白鵝嶺から雲谷寺へ。乗り心地は快適安全、機電設備は日本、オーストリアから導入8分で下山。高低は770m10月中旬紅葉には少し早い時期であった。